私が初めて社会人として勤めたのは、ある照明器具販売会社の営業マンとしてで、その会社の主な仕事は全てBtoB と言われるいわゆる「企業間取引」でした。
この場合、お互いが企業ですから簡単に言えば「プロ対プロ」の取引であり、何か契約があれば、必ず詳しい内容と金額が決まっていて、追加料金の発生する場合も明確に記述されていました。
社会人経験が浅かった私は、これが世の中で行われている普通の契約なのだと何も考えず毎日会社勤めをやっておりました。
正直、私にとっては素晴らしく「楽」な会社で、小さな会社でしたが、給料もそこそこ貰えるし、休みもあったし、ずっとこのままこんな生活が続いていくのもいいな〜なんて気軽に考えていたところある日突然、私が出張中その会社は倒産してしまったのです・・・。
倒産後から会社を設立するまで、そしてブライダル業に出会うまではここでは割愛いたしますが、私にとって初体験のブライダル業というのは衝撃的な世界だったのです! まず、お金を払うお客様が、お金を貰うブライダル企業よりも弱い立場で、追加料金なんか訳がわからないうちにまったく平気で取られまくっているのでした。
全ての企業とは言いませんが、正直、この風潮はこの業界にはまだ多く見られます。
しかし良く考えれば、婚礼数を何百組も対応して「経験値抜群」の企業に対して、これから結婚式をされる新郎新婦は、初心者中の初心者で、「経験値ゼロ」に近い赤ちゃんなのですから大人と赤ちゃんの契約になります・・・
そんな赤ちゃんがブライダル雑誌などで「付け焼き刃的な」勉強をしてもなかなか大人と対等に渡り合えるまでにはなれないものです。
そのブライダル雑誌でさえも「ブライダル企業」からお金を貰って成り立っているものですから企業にとってメリットがあるような記事や金額などを掲載する必要があり、決して新郎新婦にとって本当の教科書になるかどうかは何とも言えないかも知れません。
結婚式の出費を少しでも減らしたいから招待状は手作りにする・・・という方が多くいらっしゃいますが、最初の契約段階でしっかりとやっておけば招待状の数倍のお金が節約出来るケースもあるように思われます。
ですからこの神社挙式.com東京では新郎新婦に安心して結婚式を迎えていただけるように次のような考えに基づいてご対応して参ります。
このように、こうして私どもが今、お店をさせていただいているのもお客様とのご縁のお陰と感謝しながら日々営業して参ります。
これから1ヶ月以内に挙式を考えられている方、半年後に考えられている方、そして将来は神社で神前結婚式をやりたいけど、まだ良くわからないという方、私たちのコンセプトをお読みいただき、安心してお電話、メール、ご来店いただければと存じます。
神社挙式.com 代表 山本俊朗